まずは家にあった本。母の子供の頃の岩波版です。
これは『ふしぎの国のアリス』ですが、現在販売されている岩波少年文庫は『不思議の国のアリス』とタイトルの表記が異なります。訳者の方が替わったようですね。
次は、地元の古書店で見つけたペンギン・ブックス版。"Alice's Adventure in Wnderland"と"Throught the Looking Glass"の合本です。
特に洋書を扱う店でも無かったので、本当に偶然の出会いです。色使いがあまりにも素敵なので、まだ英語も読めなかった時分に買ってきました。写真では分かりにくいですが、文字部分のピンクはかなり発色がよい色です。ずっと本棚の飾りになっていましたが、今なら読めるかな。
そして、復刻版オズボーン・コレクションの中の一冊、"The Nursery Alice"です。
クラシカルな装丁が素敵です。中の絵は全てカラー印刷。このページ最上部のウサギの絵はこの本の1ページ目です。
日本語、英語と言語は異なりますが、基本的内容は同じお話。家にあるものはすべて代表的なテニエルの画ですが、他の画家が手がけた装丁のものもありますね。
以上アリス3冊の紹介でした。